2010年 06月 21日
高齢者施設での経験
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以前にも何回かブログにのせましたが、取材のため、高齢者施設で
ボランティアをさせていただいています。
今はイラストレーターの私ですが専門は保育。
なので高齢者関係のイラストの依頼があっても知らないことばかり。
現場で直接実体験するのが1番の勉強・参考になります。
イラストのためでもありますが、皆さんから教えていただくことがいっぱいで
毎回うかがうのが楽しみ。
今日はBGMに
ピアノ演奏による『荒城の月』
が流れていました。
おばあさん「いいわね。」
私 「滝廉太郎ですね。」
おばあさん「歌詞は誰かしらね?」
職員 「歌詞ブックがありますから、作詞名と作曲名がわかるんじゃないかしら。」
『荒城の月』以外にも昔の曲がたくさん載っていたので珍しくちらちら見ていると
私 「竹久夢二の歌詞もあるんですね。」
おばあさん「何かしら?」
私 「『宵待草』です。」
あばあさん「あら、わかるわよ。」
もうひとりのおばあさんとやさしく、きれいな声で歌ってくださいました。
(よーく聴いていると日本酒のCMに使われていた曲でした。)
おばあさん「他にも島崎藤村とか、素敵な詩人の歌が昔はたくさんあったのよ。」
一緒に歌本を見ていましたが、確かに美しい言葉を使った歌詞ばかり。
おじいさん・おばあさんが過ごしてきた時代のほうが本物の美しさ・きれいさ
に触れる機会は多かったかもしれません。
昼前には『すまし汁』の味付けの手順も教えていただき、楽しいひと時でした。
いつも、ひよっこの私を温かく受け止めてくださってありがとうございます
来週もうかがえるのが楽しみです
by marcher-kumayan
| 2010-06-21 22:26
| 取材