2010年 04月 24日
日本茶案内人 2
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今年の新茶はかなり厳しいようです。
急激な温度変化、季節はずれの雪
先日ブログで紹介した超早生の新茶『清明』
ぎりぎりセーフで摘めたHAPPYな茶葉もありましたが、その後の新茶は厳しかったとの事。
茶摘みはこれからが本番なので出荷量の厳しさはどんどん分かってくるのでは・・・
新茶の淹れ方は本当に難しい!
私が淹れた今年初めての清明
ぬるーくてぼけたお茶の味。
うわ〜、もったいない
普通煎茶はやや冷めた湯温がおいしさの秘訣ですが、新茶はやや高め
のほうがいいです。
でも時間をかけすぎると苦みと渋みが出るので気をつけて!
私のおいしく淹れられた時のめやすは湯気の香りが鼻の奥にツーンとくる
新茶独特の香り(青葉アルコール)。
この前おいしい淹れ方をおそわりました。
湯のみに少量の茶葉を入れ、そこにお湯を注ぎいたたぐ。
なくなったら足し湯をする方法。
茶葉の青々とした香りが飲みながらかぐことが出来、なかなか
私おすすめなのは耐熱ガラスに茶葉を入れていただく方法。
昔、水中花ってよく売られていましたよね。
※水中花・・・水槽などに入れると水の中で花がきれいに開く置物。
新茶は普通煎茶に比べ、茶葉の色が黄緑がかっているので
開いた時とてもきれい。
なので湯を注いだ後、飲みながら水中茶葉(実際は
湯ですが)を楽しめまーす。
湯に入れる前の茶葉もよーく観察してみてください。
針状になっている形はまさに芸術的。
『清明』はこんな感じです。
今年はいつも以上に大事にいただこうっと
by marcher-kumayan
| 2010-04-24 12:01
| 日本茶